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【歳時記_05】大暑 2019

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昨年に比べれば、涼しいくらいの7月であるけれど、今年も大暑を迎えた。 昨年同日に熊谷では観測史上最高の41.1℃を記録するなど、異常なほどの暑さだった記憶も薄れてしまっている今日この頃。 2019年はもっとすごいことになるのではと迎えた今年。 蓋を開けてみれば梅雨らしい7月ではあるものの、今度は日照不足である。 暑すぎるのは困るが、これほど晴れない7月も困りものである。 今週中には梅雨も明けるようだが、急に暑くなっては体もビックリしてしまう。 来年のオリンピック・パラリンピックはどんな感じになるだろうか。 その前に今年の8月の暑さを乗り越えなければ。 また寝不足の日々が続くのだろうか。。。

【歳時記_04】清明 2019

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清明とは「清浄明潔」の略。
4月5日頃とされているので少し過ぎてしまいましたが、「暦便覧」には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也」とあり、草木が芽吹き始め、万物がすがすがしく明るく美しい頃とされる。

しかし今年の春は暑かったり、寒かったりの繰り返しで、いつも以上に不安定な天候が続いている気がします。
お花たちも咲いてみたものの、急に寒くなったり暑くなったりしてびっくりしているのではないでしょうか。少しずつ気候が変化しているのか、それともたまたまなのだろうか。
ただ気のせいかもしれませんが、花や新芽が場所によってばらつきがあるように今年は街を歩いていても感じます。これが日当たりによるものなのか、天候によるものなのかわかりませんが、少し心配です。
自然はコントロールできるものではないので、できるだけ負荷をかけるような生活は抑えていくことがますます大切になってきます。次世代にちゃんとバトンタッチできるように考えていければと思います。
今年の春もあっという間に過ぎて行きました。これから徐々に暑くなってくると思いますが、四季折々の季節感を大切にした住まいのあり方、住まい方を考えつつ、環境の変化を少しでも感じ取れるような敏感な自分でありたいですね。

【展覧会レポート_02】子どものための建築と空間展

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先日、パナソニック汐留ミュージアムで24日まで開催されている「子どものための建築と空間展」に行ってきた。展覧会概要には「私たちが子どものとき過ごした空間は、原風景として長く記憶にとどまり、その後の生き方や考え方の形成に与える影響は少なくありません」とある。確かに自分自身を振り返ってみれば、小学校はすでに鉄筋コンクリート造の建物でしたが、中学は2年まで木造校舎で過ごしました。その経験とともに地元には日本最古の洋風木造校舎が残っていることもあり、自然と木造校舎には惹かれる自分がいます。
明治から始まる近代教育その時代のニーズや時代背景 明治、大正、昭和、平成という時代を通じて子どものための建築のあり方の変遷を見ることができた。
展示されていた建築のうち、いくつかは実際に見学したこともある。
また設計事務所に勤めていた時、担当ではなかったが、基本コンセプトの形成から竣工に至るまで、小中学校の設計の大変さ知っているので、そこに込められたいろいろな人たちの思いを少なからず感じる取れた気がする。
中でも和歌山県の橋本市立高野口小学校は1937年(昭和12年)にできた大規模木造の小学校で、重要文化財に指定され、現役小学校として使用されていることに感銘した。時代変化が激しい現代において80年以上経過してもなお、使い続けることはなかなか難しいことである。地元では改修か建て替えか議論もあったようだ。
単純に文化財的価値があるからといって残すにも地元に住む人々の声は十分に聞くべきである。今後、古い建物の活用方法については単純に建て替えをするだけではなく、用途変更によってよみがえることも可能であるから、様々な視点から考慮すべきであろう。
展示にはありませんでしたが、日本最古の現役木造校舎として知られていた高梁市立吹屋小学校は、児童数の減少によって2012年3月に廃校になりました。しかし文化財的価値を後世に残すために2020年には資料館としてオープンする予定だそうだ。
展示には現存しないものも含まれてはいたが、できれば学び舎はいつまでも残っていてほしい建築の一つだと思う。


展示内容は建築の図面や模型だけでなく、遊具や教育玩具、絵本の原画なども展示されていて幅広い展示内容となっていました。
きっとこんな学校に通っていたら、通ってみたかったという建築が見つかると思います。
汐留では今週末までの開催ですが、お急ぎく…

【歳時記_03】春分 2019

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今日は春分の日。 立春から春分の間に吹く風速8m/s以上の南風で、前日よりも気温が上昇する状態だと記憶しているが、今日はかなり風が強いけれど、春一番なのだろうか?と思っていたら、もう既に関東では春一番が吹いていた。
中国地方は今日、去年より35日遅い春一番が吹いたということだ。 前日、お預けになっていた東京のソメイヨシノも開花しました。
平年より5日早く、昨年より4日遅い開花だそうだ。来週末が満開ですね。
いよいよ春本番です。

【コラム_05】東日本大震災から8年が経過しました。

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東日本大震災が発生してから8年が経過した。
いまだ避難生活を余儀なくされている方も多くいらっしゃる。
震災後2ヶ月目に書いた文章を改めて、自分自身にその時の気持ちを忘れないようにここに再掲することにしました。
マグネチュード9.0という観測史上最大の地震が発生して早くも2ヶ月が過ぎました。
当初は目の前にあったはずの町が津波によって一瞬にして瓦礫の山と化し、日常生活を奪いさる映像を目の当たりにして、為す術もない人間の無力さにただ呆然とするばかりでした。しかし時間の経過とともに復旧から復興へと気持ちがシフトしてきている被災地の様子をニュースで見ていると逆に勇気づけられる思いです。
気象庁によれば5月6日15時現在、これまでに発生した余震は、M7.0以上は5回(7.7、7.5、7.4、7.1、7.0)、M6.0以上は76回、M5.0以上は444回です。また、最大震度4以上を観測した余震は140回ということです。過去におきた他の地震に比べ余震の多さは桁違いで、まだ今後も大きな余震が起きる可能性もゼロではない状況にあります。日本がいくら地震国とはいえ、これほどの回数の地震は未経験で、過去の同規模の地震からすれば最大余震は本震―1程度の規模が多いといわれていて、今回もまだ安心していれる状況にないので注意が必要です。
 地震発生時、自分はちょうど外を歩いていた最中で、建物から人があわててたくさん出てきたので一瞬何が起こったのか分かりませんでした。ところが目の前のペンシルビルが隣のビルにぶつかるくらい揺れ、ガラスが音を立て今にも割れそうな勢いだったので、すぐその場を離れ、広い通りにでました。すると中高層のビルも大きく揺れていて、これはただ事ではないとその時感じました。自分でも意外と落ち着いていたのですが、もしこれが建物の中や高層ビル、地下やエレベーター、電車の中などであったらどうだっただろうか、と思うとあまり想像したくはないけれど、パニクっていたかもしれません。 今考えると外を歩いている最中は、揺れに対しては鈍感だったのが幸いして落ち着いていれたのかもしれません。家に戻ってみると意外と物が落ちていなかったので安心しましたが、テレビの画面に映し出された映像からはその事の深刻さに目を奪われ、報道している側の緊迫感が画面を通じて伝わってきました。 今回の地震で自分の周辺では大きな被害はあ…

【展覧会レポート_01】インポッシブル・アーキテクチャー展

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先週の日曜日に埼玉県立近代美術館で開催されている「インポッシブル・アーキテクチャー」展に行ってきた。 約5年ぶりになるだろうか、天気も良く日曜日とあって、公園内は多くの子供連れの家族で賑わっていました。美術館も混雑しているかと心配しましたが、思っていたほどの混雑もなく、じっくり見ることができました。
ご存知の方も多いと思いますが、建物は黒川紀章氏による設計で、格子状の外観が特徴的です。今から35年以上前の1982年に開館しました。また公園内には黒川氏が設計した中銀カプセルタワーの住戸ユニットが野外展示されています。興味のある方は北浦和駅からすぐ近くなので、訪れてみるのもいいかもしれません。 そう言いながら個人的には、今までは訪れる機会が少なかった美術館のひとつです。見てみたい展覧会があまり開催されないのも一つの理由かと思う。常設展もあるのでたまに足を運べばいいのだけれど、なかなか行けてませんね。 埼玉県内にある県立の美術館はこの近代美術館だけで、公立、私設の美術館を合わせても関東の他県に比べると少ない県です。 人が集まる話題の展覧会を開催するのは苦労も多いけれど、駅前のアクセスのしやすさを考えると、もう少し話題性の高い展覧会が多く開催されればと内心思っています。 さて前置きはこのくらいにしましょう。
「インポッシブル・アーキテクチャー」展ですが、タトリンの第3インターナショナル記念塔、ブルーノ・タウトのアルプス建築、ミースの摩天楼のコンペ案、メタボリズムにアークグラム、そしてデコンストラクティビズムと学生時代に学んだ建築、そして同時代の建築作品も並んでいた。少し学生時代の復習をしている感じもしたし、中には勉強不足で知らない作品も展示されていました。 タイトルであるインポッシブルとは単純に訳せば不可能ということだが、そこに込められたメッセージはなんだろうか。 カタログにある主催者のあいさつ文にはこうある。 「建築の歴史を振り返ると、完成に至らなかった素晴らしい構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイデアが数多く存在しています。未来に向けて夢想した建築、技術的には可能であったにもかかわらず社会的な条件や制度によって実現できなかった建築、実現よりも既存の制度に対して批評精神を打ち出す点に主眼を置いた提案など、いわゆるアンビルト/未完の建築には、作者の夢や思想がより直線的に…

【歳時記_02】啓蟄 2019

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今日は二十四節気の啓蟄。
大地が温まり、冬眠をしていた虫たちが穴から出てくる頃とされ、「暦便覧」には『陽気地中に動き、ちぢまる虫、穴を開き出ずればなり』とあります。
確かに自分自身の体の動きも少し良くなってきているし、空気も真冬の冷たさというよりも春の暖かさを感じ始めています。
気温も冬に比べれば高くなっているし、暦の上では春が近づいてきている。しかしまだ寒い日もあり、寒暖差が激しい日々が続きそうですね。
こういう時期の体調管理にはお気をつけください。
あと2週間もすればソメイヨシノが開花するし、春本番まで少しの辛抱です。
さて今年の桜はどこに行こうかなぁ。